愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

血の味・・・・


今日から冬時間。今までは、サマータイム(こちらではDaylight Savingといいます)で通常よりも1時間時計を早めていましたが、今日でそれもおしまい。時計を1時間、遅らせた日曜日は、ちょっと得した気分ですが、今日から暗くなるのが早くなります。冬だからこそ、Daylight Savingしてほしいなぁ・・・という気もします。やっぱり仕事が終わって外にでてもまだ明るい、っていうほうがうれしいし。


さてスーパーで「ざくろ」を売っていたので試しにひとつ買ってみました。実は食べるの初めて。小学生のときに読んだ少女漫画(悪魔の花嫁だったかな?)で「ざくろは血の味・・・」っていう話があって、ざくろ怖い!と思ってたのですが、こーんな感じでした。


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包丁で半分に切ると真っ赤な汁がだらりーん。コーンの粒ぐらいの大きさのこの赤いつぶつぶを食べます。小さい白い種についている赤い果肉を歯でこそげて食べるのですが・・・うむむ、時間がかかる。


フランスパンの上のいくら、ではありません↓

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一粒づつ食べては種を出す・・・という行為の繰り返しに疲れてしまい、最後にはそのままがぶり、そして口から種をたくさんべろーんと出す・・・というお下品行為に走ってしまいます。手でざくろを割こうとすると、気をつけないとスプラッタに。そしてかぶりつくと口から赤い汁が・・・うむむ、確かにこれは悪魔の食べ物かもしれません。もしかしてハロウィンだから売ってたのかしら。これが食卓に出されたら、一粒づつ食べるのには時間がかかるし、がばっとかぶりつくと下品すぎるし、これはそれこそ時間がたっぷりある、貴族の食べ物かもしれません。


最近ではざくろジュースも売っています。ざくろは英語で「Pomegranate」、それでPOMという商品名で売っています(上のお写真)。抗酸化作用なんかがあるという触れ込みで売っています。こちらでもざくろを日常的に食べるというわけではないのですが、1-2年ほど前からこのジュースの広告を良く見るようになりました。日本だとアセロラとか、モロヘイヤとか、体にいい!と広まった野菜や果物がたくさんありますが(アセロラもモロヘイヤもアメリカの普通のスーパーでは見たことない)、こちらではあまり、ひとつの野菜や果物がブームみたいな形で広まる・・・というのを聞いたことがありません。でもこのざくろジュースは、ブームというわけではないですが、そういった意味ではマーケティングに成功した?のかも。


でもPOMジュースといわれると、やっぱり愛媛の!って思ってしまいます(笑)