愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

嬉しい小包


日本の実家から小包が届きました。学生時代は、田舎に住んでいたので、日本のちょっとした食べ物などが入った「救援物資」が本当に嬉しかったものです。一度は、デパ地下で買ったフルーツゼリーが入っていて、箱の中でつぶれてものすごい悪臭を放っていたこともありましたが・・・(郵便やさんも良く届けてくれたものです)。SFに引っ越してきてからは、ジャパンセンターに行けばとりあえず日本の食べ物や雑貨が手に入るようになったので、「日本から何送って欲しい?」と聞かれてもあんまり思いつかなくなってしまいました。アメリカ暮らしも長くなってしまったので、逆に日本に今何があるのか良くわからない・・・というのもあるかもしれません。


今回は、サルモネラの悲しいおかゆの経験から、美味しい塩昆布をリクエスト。この他に、神戸や東京の老舗のちょっとしたお菓子(これはやっぱりアメリカでは手に入らない!)、そしてそろそろお肌が曲がるのが気になるところ・・・とSKIIの化粧品も送ってもらいました。1本1万円ちょっと!ううう、しかし背に腹は変えられない!!口元の笑いじわが翌朝になっても消えないのが気になるお年頃なので・・・。


たまに弟くんがPCで録画したテレビ番組をDVDに焼いて送ってくれたりもするのですが、今回小包になぜかこんなものが入っていました・・・



(ライヴあれこれ、です)


アジアンテイストとかエスニックブームとか言っていた高校時代にはまっていた上々颱風のライヴビデオ!もう15年以上前のものです。昔懐かしい、どさ周りのミュージシャンという感じのコンサートがなんとも楽しく、当時は、夏になると京葉線の潮見で屋台がずらーっと並んだ野外コンサートがあって、毎年行っていました。メンバーに地元の人がいて、コンサートの後のアンケートに、「うちの地元のお祭りにぜひ来て下さい」と書いたら、そのせいかどうか、本当に来てくれたことがあったり!上々颱風が音楽を担当したミュージカル「阿国」は、今でもアメリカで再公演できないだろうか、宮本亜門のより全然面白い!と思ってます。久し振りに見たビデオに写っている、ライヴに来ているお客さんのファッションも懐かしいですが、思えば私の日本の記憶は、ここらへんをピークにして止まっているんだな・・・と気がつき、遠い昔がなんだか切なくなってしまいました。今でもやってるのだろうか、野外コンサート。