愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

お誕生日

あっという間にうまれて31年もたってしまいました。私が生まれたころは、まだみんなベルボトムをはいて眉毛が細くてフォークソングを歌っていたのに。


朝起きて、だんなさまによる手書きのイラスト入りバースデーカードをいただきました。プレゼントは、月曜日に配達される予定。それはまたそのときに・・・。


お友達にお祝いのメールやらカードやらもらって、30歳は20代の続きみたいなところがあったけれど、31はとうとう30代に突入!って感じだなぁ、と思ったら今まで何とも思わなかったのが、ちょっとだけ恐ろしくなってしまったりして。


30歳の1年間は引越だと色々ありましたが、でもなんとなく受身だったり、のろのろと物事進めるところもあったので、31歳の今年はもう少し加速度を上げて、そして不言実行といきたいと思います。それから人とのつながりをもっと大事にできたらいいな。


バースデーディナーは、あまりファンシーなレストランに行く気もうせてしまったので、引っ越してきた当時に行って、なかなか美味しかったシーフードレストランYabbiesに予約ナシで飛び込みました。小さめのレストランですが、結構評判らしくいつも混みこみ。運良くオイスター・バーのカウンターがあいてすぐ座れました。


私:ワイン白(2001年Sonoma-Cutrer Russian River Chardonnay)、トマトのサラダ、サーモン(ズッキーニとコーンのソース)
ダンナ:ビール、トマトのサラダ、赤ピーマンのスープ、貝のクリームソース
デザートにポートワインと、ピーチのクレープをシェア。
これだけ食べて二人で75ドルでした。日本プライスを考えると、お安い・・・シーフードレストランって、ソテーしたりグリルするだけだから、うーんと思ってしまうのだけれど、ここのお店はお魚についてくるソースがとっても美味しくて、文字通り舐めつくしてしまいました。


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テーブルではなくて、バーに座って食べたのもなかなか良かった。オイスターバーで、ヒスパニックのお兄ちゃんがとても手際よく、オーダーが来るごとに色々な貝をあけて塩をまぶした氷のお皿の上に乗せていったり、時間があるときには下ごしらえをしていたり、セビーチェ(ラテンアメリカのシーフードサラダ)やポキ(ハワイのマグロお刺身サラダ)を盛り付けていったり、それをウェイトレスが右往左往して取りに来るのを見たり、他のお客さんを観察してみたり。忙しいレストランの仕事の流れを、お酒を飲みながら眺めることができたのもとても興味深かったです。


レストランでのバイトは少しだけしたことがあるけれど、お客さんの注文を予想して材料を仕入れたり、コンピューターを使って座席の管理をしたり、多分裏ではシステムを使ってテーブルごとにお客さんが座っていた時間と、注文した品や値段の情報をあわせて分析したり、そしてウェイトレスはメニューを覚え、お客さんの食べるタイミングを見て、厨房と連携して・・・、と、オフィスで座ってちまちま書類を書くような自分の仕事よりも、ダイナミックで、人とのコミュニケーションやマネジメントや色々な力を出さないといけない、タフでエキサイティングな仕事だなといつも思うのです。


昔はなんだかわけのわからないままやっていた仕事も、やっぱり大人になって少しはWiseになったのか、今ではもう少し、大きな流れを考えながらできるようになったかな・・そういう意味では、やはり成長してきているのかな、なんて思った一日でした。


Yabbies Coastal Kitchen
http://www.yabbiesrestaurant.com/