愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

どか〜ん


教会でオトシヨリを招いたお昼間のコンサートに参加した。私ともう一人の生徒さんのソロ、そして私のフルートの先生と3人でトリオ、そしてその他プロの方々によるフルート四重奏。こんなに楽しい趣向はないはずなのに、朝から「行きたくないよう・・・」。人前で吹いてなんぼなのに、最近フルートのソロを人前で吹くのがなんとなく苦痛なのだ。意味もなく緊張してきて、手足ががくがくしてしまい、どんどん心理的蟻地獄に陥ってしまう感じ。昔はそんなこと、ぜんぜんなかったのに、どうしたんだろう。しかも今回はソロを一番最初にやる。


案の定、リハーサルの時は音響の良い教会の中で調子に乗っていたのに、本番に近づくにつれて眠くなり、他のプレイヤーの人たちが談笑している横でぼけぇ〜〜〜〜っしてしまう。先生に「緊張してるみたい・・・」というと即座に話題を変えてジョギングの話をしてくれたのはありがたかった。お客さんは20〜30人ぐらい。紹介などのトークをやって、さあいざ演奏!楽譜に大きく「演奏前に深呼吸!」と赤で書いたのを見ながら思い切り深呼吸!さあいくぞ!・・・・とフルートを構え息を吸ったところで、客席から


ちゃりらりらりら〜ん


ガクッ・・・。


携帯は切りましょう・・・。


緊張して音が震えたりしたけど、まあ終わってよかった。アンサンブルは楽しかったし、プロの四重奏はとってもきれいだった。ピッコロの四重奏もやった。終わってみれば、緊張なんかしないでもっと楽しめばよかったのに、といつも思うのだけれど、それは後のカーニバル。もっと練習を頑張ろう。