愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

久々のハッシュ・ラン!!


世界に展開するおバカなジョギングクラブ(またはドリンキング・クラブ)、ハッシュ・ハウス・ハリアーズ(詳細は→HHH)。3ヶ月のケガ休養から、ようやく復活することができました!今日のランニングは「短いよ」ということだったので、久しぶりに参加。この前KENさんも参加したマラソンボランティアなどはしていましたが、久しぶりに走るというのでワクワク。


出発地点は、フィッシャーマンズ・ワーフも近い観光エリア・ノースビーチの公園。まずはクーラーボックスに入った缶ビールが振舞われ、RUN開始。「今日は3マイルちょっとしかないよ」という話だったのですが・・・


嘘ばっかり!


コイト・タワーのあるテレグラフ・ヒルを駆け上り、階段を登り、登ったと思ったら降り、フィッシャーマンズ・ワーフをかすって、ショッピング・モールの中を駆け抜ける・・・3ヶ月の赤ちゃんを乗せたジョギング用乳母車を押して走るパパとかいたので、かなり滑稽な図だったに違いない。


近くにある大学キャンパスの屋上がビール・チェック。飲み物とスナックが配られます。ゲータレード(スポーツドリンク)だと思って飲んだら、ウォッカが混ぜられていた・・・。


ウォッカ入りゲータレードを2杯飲んでさらに走る。クネクネで有名なロンバード・ストリートを駆け上り、霧深くなって来たノブヒルへ。通りがかりのチャイニーズのおっちゃんに「あんたたちランニングクラブか何か?」と聞かれる。参加者はそれこそ3ヶ月の赤ちゃんから、72歳の爺さんまで*1幅広く、一見しただけでも異様な集団なんでしょう(笑)。霧で寒いがウォッカとジョギングで体はほかほか。よい子はまねしないほうが良いかもしれません。心配していた足も、一度走り出したらオートパイロットになって気持ちよい!


今回は、組織をマネージする「Mismanagement」と呼ばれる人たちの交代就任式があり、あたらしいGMグランドマスター)や、HHH特有の飲みの儀式を取り仕切る「宗教アドバイザー」、お下品な歌を作る係(彼女は学校の先生・・)などを紹介する、ON-INと呼ばれるパーティーを、ノースビーチにある屋外バーでやりました。ハッシュでは、走った後の飲み会が命。参加人数も多いし、うるさいし、これを取り仕切るのはかなりの手腕が必要だったりします。たいていGMになるのは、40〜50歳ぐらいのおっさんが多いです。


ハッシュ・ランには欠かせない「ビタミンJ」(ジャンク・フードのこと)、そしてビール飲み放題、そして事前にお金を払ってチケットを貰い、ハンバーガーをいただきました。ちょっとしたお祭り(?)だったので、お下劣な歌が次から次へと繰り出され、誰かのパンツが下ろされ、男同士での熱い接吻があり・・・ハッシュの平均年齢って30代後半から40代ぐらいだと思うし、自分の親ほどの歳の人も多いし、親子2代にわたってハッシャーという人も多いのですが・・本当に良い大人が月曜日の夜からこれほど退化できるとは・・・!そのうち近所から苦情が出て、みんな屋内に退去させられてしまいました(笑)

*1:この爺様、もともとラグビー選手で、今も現役陸上1,500メートルの選手で、アメリカで4位なんだって!しかし、この爺さんの年齢カテゴリーに何人選手がいるんだ!?と冷やかされていましたが、お下劣ジョークも健在でなかなか格好よかった!