愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

抗議


いつもと違う路線のバスに乗った。あるバス停で、中年のアジア人のおばさんと、そのお母さんらしい老人がバスの運転手(これもアジア人)にどのバスに乗ったらいいかをきいていた。


おばさん:○○通りに行きたいんだけど、△番のバスに乗ればいいんですか? 
運転手:YES (私:あれ・・・○○通りってこのバスも通るけど・・)
おばさん:○○通りと××通りなんだけれど・・・(注:SFではどの道と交差するかで場所をいう) 
運転手:YES
おばさん:じゃあ△番でいいんですね
運転手:(いきなり叫びだす)何がききたいんだ!さっきからYESっていってるだろう!


ひゃーびっくり・・・この運転手、急に気が触れたと思った。おばさんがびっくりして、「礼儀正しく聞いてるのになぜ怒鳴るの」と半泣きで抗議すると、その間中も運転手は「何度もYESっていっただろう!」と、ものすごい声で怒鳴りつける。呆然とする2人を置いてバスは出てしまった。私はバスの番号を控えて、家に帰ってMUNI(バスを運営している機関)に抗議文を書いて出した。これじゃおばさんがあんまりにも可哀相。ただバスの路線を聞いたおばさんを泣かせ、バスの中にいた私もいやな気分にさせる権利は彼には無い。昔シチュエーションは違えど、似たような目にあって泣き寝入り(ダンナが立ち向かってはくれたけど)したことがあったので、今回は少し自分ができることをしてみた。疲れた・・・。