愉快的陳家@阿拉米達島

ちょっと雑だが愉快な暮らし。サンフランシスコ・ベイエリア日記。

Book Baton


またまたid:suikanさんから回していただきました。きゃ〜。本はブレイン・キャンディとして、常に何か読んではいるのですが、どうしてもこれはっ!とずしっと心に響いたり、自分の人格形成に大きな影響を与えた本・・・っていうのが意外とないような気もいたします。読んだ本で自らを語れるのだとしたら、私はずいぶん薄っぺらでございます。




持っている本の冊数


ダンナのものともあわせても200冊くらい。旅行したときに買ったガイドブック、大人買いした漫画、学生時代にまじめに読まなかったり、買ったのに一度も読まなかったので、一度は読まねば・・・ともう6年間も放置してある教科書群なども含みます。本屋さんに行くとたくさん本がありすぎて何を買えばいいのかわからないし、お金もかかるし、持っていても結局2度と読み返さないものも多いしで、大分売り払いました。好きな本を、少なく、可愛く持っていられればいいかな・・・。SFには大きな図書館があるので、最近はそちらにお世話になっています。でもコドモができたら講談社の百科事典とか欲しいです。小さい時ひっぱりだして絵本代わりに読んだおかげで、色々なことに興味を持てたから。ランダムに色々なものが手元にあってアクセスできる状況って、コドモごころにも良いなぁと思ったのです。


今読みかけの本


Patchwork of Dreams: Voices from the Heart of the New America (Ethnic Diversity Series)

Patchwork of Dreams: Voices from the Heart of the New America (Ethnic Diversity Series)

ニューヨーク・クイーンズを舞台に、色々な国から来た移民にまつわる物語・詩・戯曲・写真を集めた本です。色々な思いを持ってアメリカに、そして多文化極まりないクイーンズという特別な場所に来た人たちの物語は、本当に夢のパッチワーク。中でも中華料理屋を営む両親を描いた短編は、なんとなく個人的にぐっと来ました。洗濯の最中に読んでいます。


最後に買った本(既読、未読問わず)


The Devil Wears Prada: A Novel

The Devil Wears Prada: A Novel

日本にかえる飛行機で読むために買った本。もう2ヶ月も前・・・。これもまたニューヨークを舞台に、ライターになりたい!と夢見る大学を出たばかりの女の子が、有名なファッション雑誌の編集長の助手という「誰もがうらやむ」仕事に就くものの、そのビッチーな編集長にがんがん振り回され、ついにはパリで大爆発・・・・という話。編集長があまりにビッチ、しかしあまりにパワフルなので誰も逆らえない・・・このキャラがはぁーっ。って感じでついつい寝ずに読んでしまった。


のだめカンタービレ(12) (KC KISS)

のだめカンタービレ(12) (KC KISS)

あ、これを忘れてはならぬ。


特別な思い入れのある本、心に残っている本5冊(まで)


こっ、これ難しいです・・・。捨てないで残っている本、がやっぱり特別な思い入れがある本、ということになるのかなぁ。


「パンダの絵本(本当のタイトルは不明)」
小学校1年生のとき、川崎市の巡回図書館で借りました。中国の山の中で、お母さんや仲良しのサル君などと楽しく暮らしていたパンダ君、猟師にお母さんを殺されたあげくに、動物園に売られてしまいます。動物園で仲間もできて、やさしい飼育係のおじさんが世話してくれるなど、悲しいながらも動物園で暮らすパンダ君ですが、今度は飼育係のおじさんが戦争で兵隊に取られていなくなってしまいます。最後のシーンは、一粒の大きな涙を流すパンダ君。その涙の中には、楽しく暮らしていた森と彼が住んでいた洞穴がさびしく写っているのです・・・・本を返した後も、思い出しては布団の中でおいおい泣いていました。不条理を初めて知った、というか。可愛いものが悲しんだり苦しんだりするのを見るのが苦手なのはこの絵本以来かもしれません。タイトルが思い出せません。もう一度読んでみたい気もしますが、ちょっと怖いです。


吾輩は猫である(上) (講談社青い鳥文庫)

吾輩は猫である(上) (講談社青い鳥文庫)

ベタですが・・・小学校6年生の時からずっと愛読しています。前にも書きましたが、無人島に持っていくとしたらこれなのかなぁ・・・。本も映画も滑稽なものが好きなのですが、笑えるだけでなく、ばかばかしいからこそ、その奥に潜んでいる悲しさとか、深いものが垣間見えるとき、それが浮き立つ気がするのです。この「青い鳥文庫」の挿絵がとても好きです。


Midnight's Children

Midnight's Children

大学時代、初めて英語でまじめに読んだ小説。それ以前は、英語の小説というとジョン・グリシャムとかばかり読んでいて、英語の小説って淡々と事実を記述するばっかりで、話の筋で魅せるもんなのかと思っていたのですが、こういう独特の世界を初めて味わってがーん!としました。翻訳のフィルタを通さずに、インド・パキスタンの世界が、その背景を持つ作者の言葉で自分に伝わってくることにすごく鳥肌が立ちました。今でもぼろぼろのペーパーバックとなって家の戸棚に鎮座しています。


竜馬がゆく〈1〉 (文春文庫)

竜馬がゆく〈1〉 (文春文庫)

Suikanさんと一緒ですね。類似品としては漫画「おーい!竜馬」も好きでした。特に、彼が人を説得するときの態度がとても好きなのです。よく人は議論になると、自分の意見を相手にも認めてもらう、相手にも自分の意見に合意してもらうという本来の目的を忘れて、相手を打ち負かして、自分のエゴを満足させるだけで終わりになってしまうことが多いと思うのです。でもそれでは意見を押し付けられた相手の恨みを買うだけ。なので竜馬の、「最後のとどめをささず、相手の面子をつぶさず、相手に少し考える余地を与えるべく最後には少し引く」というやり方、初めて読んだときに目からうろこがぽろぽろ落ちました。


海馬/脳は疲れない ほぼ日ブックス

海馬/脳は疲れない ほぼ日ブックス

ほぼ日刊イトイ新聞の本。とにかく何か始めようにもお尻が重いので、たまに読んで自分の脳をうまいことだまして行動できるようになりました。人の気持ちって面白い。


もうこれで5冊。ルール違反だけど、次点としては・・・


Foam of the Daze

Foam of the Daze

そのマルチな人生に一時期ものすごく興味を覚えたボリス・ヴィアンの小説。日本語だと「うたかたの日々」。マルタ島へのバックパック新婚旅行のときに読んだ。これも話がどう、というよりその不思議な世界とそれを表現する言葉の魔力に惹かれました。


「きもの」をはじめとする幸田文青木玉の小説やエッセイ。家事や暮らしそのものをもっと大切に考えなければ、といつも思わせられる。読んだあとはいつも掃除に励みます。


次にバトンを渡す5人。


id:zizy-babarさんにも渡っちゃったし、どうしよう。あ、でも漫画でもう一回やっていただくってのどーですか?それから夫婦そろって活字中毒だというPinoちゃん、こちらもまた是非お願いします!そして素直な気持ちを素敵な文章につづっているゆみちゃん。よろしくお願いします!