愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

ナガハラ


今習っている先生も、私と同じく20年間ずーっとミヤザワを使っていてとても好きだったそうだけど、今使っているのはナガハラのもの、なんだそう。何でも10年ほど前に、一部では様付けで呼ばれちゃうイケメンフルーティスト・エマニュエル・パユのマスタークラスを受けたときに、今一番いいのはナガハラのフルートだねっと言われて買っちゃったんだそう。しかしパユ様はその時点ではナガハラを一度も試したことが無かったそうな・・・。


日本のメーカーかと思って調べてみたらボストンの会社でれっきとしたアメリカのフルートメーカーでした。まだ出来て10数年。日本では山野楽器で扱ってるそうです。http://www.nagaharaflutes.com/


エネスコのカンタービレとプレストは、先生とのおしゃべりに阻まれながらもようやくプレストまで到達。パユ様は、このさわりの部分を、ダブルタンギングのウォームアップにお使いになるそうでございます。実は指はどこまでも回る私。速いのすごく得意なので、いつも最初から早いテンポで練習してしまう。しかしそれでアーティキュレーションがおろそかになってしまう・・・というところをばっちり見破られてしまいました。ちゃんとゆっくり練習しましょう。小さいときからやっていたピアノも、「あっ、またここ勝手に作曲して!」と怒られることがよくあったのですが、プレストの部分もよくよく楽譜を見ると余計な音を付け足している部分がたくさんあった・・・しっかり今回は気をつけたと思ったのに。がっくり。


楽譜をちゃんと見よ」「ゆっくり練習


最近言われたことは先生が楽譜に書き込むのを待つでなく自分でその場でノートをとったり書き込んだりするようにしています。昔に比べたら大進歩(自画自賛?)。今ヘッドジョイントの位置を少しづつ変えるプロジェクトも実施中で、音が自分ではとても気持ち悪く、ほとんど気持ちも上滑りだったのですが、先生にとってはもっと開けた音になっていい、と言われました。目標はとにかく良い時と悪い時と自分でムラがひどいので、一貫して良いコンディションで演奏できるようにすること。ひるまずがんばろう・・・。