愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

こっちも壊れたり


ごるうぇいさんの本に、「きちゃない楽器から出る音はきちゃないのだ。手入れはきちんとせなあかんぞ」と書いてありました。私の楽器は・・・20年掃除してないです。銀の楽器なので、やっぱりちょっと細かいところは黒っぽくなってしまったりしております。あああ反省、きちんとメンテナンスせねばぁ・・・と思っていたら昨日のレッスンでトリルキーのコルクがべろーんと取れていることにも気づきました。あぁぁぁぁ・・・・(涙)


しかし先生「あら、アロンアルファ持ってるわよ」といってその場でぺたっと修正。いいんすか、こんなんで・・・。小学生時代に持っていたヤマハの銀メッキのフルートは、それこそ3年間、毎日4時間は吹き込んでいたというシロモノでしたが(部活でやっていたので)、毎週みんなでシルバーポリッシュとかを使ってぴかぴかに磨いておりました。でもその後、純銀のに変え、先生につくようになったら、磨いたらあかん令が出ました。で、吹いた後は毎回、軽く拭き取りはするものの、楽器は汚れていくばかり・・・。どうしたらよいものか。キーの周りとか真っ黒です。先生にもどうやって掃除してるか訊いたら「してない」だって。これはプロのクリーニングに頼むしかないようです。ああ、また出費・・・


レッスンは、エネスコをぼちぼちと。お天気や体調のせいかイマイチ音が出ず疲労。10年のブランクを経て再開したフルートですが、やはり久しぶりに始めた時には、構えやアンブシュアーなどに今までになかったものすごい違和感を感じて、体がこりこりになって混乱した覚えがあります。でもそれは毎日ずっとフルートを吹いている先生でも同じで、今まではすごく気持ちよくフルートを吹いていたのに、20代になって突然、何か体に違和感を感じるようになったことがあったそうです。また私や彼女に限らず、似たようなことを訴える人も結構いるのだとか。体の構造に変化がおきたのか、何なのかはわかりませんが、そこでやっぱり勧められました、アレクサンダーテクニック。モンキースタイルでの演奏も、ボールの上に座ってやる練習もここからきてるそうです。