愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

おばかイベント1日目


日曜日にサンフランシスコで開催されるマラソン大会「Bay to Breakers(公式サイトはこちら)。詳しい説明は、最近リンクを張ってくださったSabalaさんのところに書いてあります(こちら)。そして去年の様子は普段レストラン情報をチェックさせていただいているこちらに。どれだけおばかか、少しはわかっていただけるかも。このイベントに、おばかジョギングクラブが参加しないわけがない!この日をめがけて東海岸やカナダからもハッシャーが集結、金曜日から月曜日までおばかなジョギング祭りが繰り広げられるのです。そして金曜日が1日目でした。


ホテルの一室にハッシュ・セントラル(本部)が設置され、そこでまずは登録。ハッシュのグッズやいざという時用のコンドーム、電池を入れると光るマグ(これでビールを飲む)などをもらい、早速第一日目の「SMラン」開始です。全員ではありませんが、鞭や網タイツETCのいでたちでランニング開始。今回のトレイルはラファイエットパークからチャイナタウンを抜け、コイトタワーまでの急勾配を駆け上り(エレベーションは90メートルぐらい?)、ちょっとビールを飲んで休憩、さらに駆け下り、さらにノブヒル近辺の坂を上り下りして最後は曲がりくねっていることで有名なロンバード・ストリートを駆け上り、パシフィック・ハイツにある教会で大パーティー。ボンデージ・コスチューム大会があったり、鞭を振り回すお姉ちゃんがいたり、おケツ丸出しの兄ちゃんがいたり、DJが入ってダンスパーティーになったり。走った距離はたいしたこと無かったと思うけれど、とにかく短距離の間に急勾配が続くので疲れた〜。それでも、初めてSFにきたときには坂を歩いてのぼりおりするだけでぜいぜいいっていましたが、今では平気で走れるようになったから強くなったのでしょうか。他の街から来た人はSFのハッシュっていっつもこんなコースなの?とびっくりしておりました。しかし向こう岸にあるマリン・カウンティは山の中をファイト・一発!と走るのでもっと激しいらしいです。ひょー。出発前には激しい通りの前でおばかな歌と踊りの大合唱、その後編みタイツやらボンデージやらが街を駆け抜けるから車のクラクションとかがすごかったよ。


それにしてもハッシャーの組織力というか、イベント運営力はすごいです。今回も、オリジナルグッズをたくさんもらい、またこれから3日間、ハッシュのお祭りに参加するときに使うパスには、自分のハッシュネームや所属ハッシュだけでなく、タクシーの番号や困ったときのハッシュ・ホットラインの番号が入ったりしています。途中で着替えたりする人もいるので、かならずランニングのスタート地点にライトバンが待っていて、そこに自分の荷物を置き、ゴール地点でピックアップ。ハッシャーが100人は集まるので、パーティー会場のブッキングからDJやら食事の準備など(今回はインド料理でした)・・・裏方さんも大変だと思います。でもハッシュ・ランをやっているのは平均40歳ぐらいのいい大人が多いのです。今回もお下品な集まりに子供をつれて参加しているようなおぢさまおばさまたちとたくさんお会いしました。あ、カナダから来た日本人ハッシャーの女の子ともお知り合いになりましたよ!