愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

レッスンオボエガキ


たのしいレッスン。先生が「トーン」と「アーティキュレーション」のためのエチュードを15枚ほどコピーして持ってきてくれた。ぶひぃ〜〜〜。主にモイーズのもの。その中でG-A♭-G-A-G-A#-G-BとGをベースに半音づつあがっていくエキササイズは、コドモが喜ぶように「Gnomes(ノーム)」と呼ばれてるそうな。これを必ず毎日やるべし、とのこと。面白いところでは、Peter-Lukas Graf教則本「Check up」のコピーを一部もらった。スイスの教則本で、アメリカではあまり知られていないそうだけれど、ヨーロッパではよく使われているらしく、こちらで一番最初に知り合いになったハンガリー人のフルーティストの子も私にコピーをくれたことがあった。腹式呼吸やトーンの練習に役立つエクササイズが満載。買おうかなあ。あとはやっぱりT&G(タファネルとゴーベール)*1をちまちまとやることになった。これはいやだなぁ・・・。


テレマンのファンタジーはそろそろおしまい。次は先生がお気に入りだというジョルジュ・エネスコの「カンタービレとプレスト(←クリックで試聴!)」をやることに。フレンチコンポーザーの仲間に入っていますが、元はルーマニアのお人、だそうです。


その他色々本日の教訓:


今の一番の悩みはミッドレンジEの音が割れること。克服のためにEハーモニクス(Eの指のまま倍音を出していく)をひたすら練習。


お腹のサポートを感じる方法としては、膝をちょいと曲げた格好(モンキースタイル)で吹いてみると良い。平らな椅子に座り、足を床につけずに電話張などに置いた姿勢で吹いてみるのも良いらしい。ピラテスで使うボールの上に座ってフルートを吹くという手もありだそう。


フルートを構え、そのまま右手を高く上げて深呼吸。その後右手をフルートに添えて、おもむろに演奏してみる。演奏前にリラックス+より深い呼吸ができるおまじない。

*1:ものすごい必須の教則本なのだけれどスケールの羅列がだらだら続くのが辛く何年も逃げ回っていた