愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

いつも固まる露西亜料理

ダンナさまとでぃなーでいとに露西亜料理屋へ。露西亜料理というと「ぼるしち」「ぴろしき」ぐらいしか浮かばない。ぼるしちってずっとかぶと野菜のぶつ切りをことこと煮た野菜スープだと思っていたのですが、大学時代初めてニューヨークで友達と「ぼるしち」を頼んだら具の何もない蛍光ピンクのポタージュが出てきてかたまりました。「ビーツ」という野菜にそこではじめてであったのでした・・・・


音楽もなし、ひなびたお店はベーカリーもかねていて、陳家の好物「ハーメンターシャ(写真:真ん中にジャムとかが入ったジューイッシュのペイストリー)」などがどかんと並んでいます。お客はロシア人の団体と近くの大学の学生であろう日中の留学生のみ。ウェイトレスはロシア語をしゃべるもんごる人らしき女の子。スモークフィッシュの盛り合わせ、ボルシチ(本場のは甘い!)、そしてビーフ・ストロガノフを頼みました。ビーフ・ストロガノフってずっと肉の塊を赤ワインとかで煮たシチューだと思ってたのですが、出てきたのは「茶色のどろっとしたものの中に、牛肉の細切れが入ったものが皿に乗っている」というものがでてきて、また固まってしまいました。でもきっとこれがほんとのロシアの家庭料理なのね。日本のロシア料理はやっぱり日本人風に変えてあるのかしら?お土産にハーメンターシャ買って帰りました。


Cinderella Bakery, Delicatessen & Restaurant:Balboa between 5th and 6th