愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

お下品ですみません


サンフランシスコでのハッシュ・ハウス・ハリアーズ参加第二回目。今回は50人ほどが参加。ベイブリッジを見上げるエンバーカデロから出発して、ファイナンシャル・ディストリクトのオフィス群を走りぬけ、ちょっとした繁華街であるノース・ビーチ、そしてチャイナタウンを通り、極めつけにコイト・タワーのあるテレグラフ・ヒルというものすごい急勾配や階段を駆け上り、またエンバーカデロに戻る・・・という1時間半のコースを走った。特にテレグラフ・ヒル駆け上りは死ぬかと思ったが、最後に丘の上から見下ろすサンフランシスコの夜景のキレイなこと!!ここのハッシュ・ランは普通の道を走るのではなくて、ゴミ捨て場になっている怪しい裏路地とか、立ち入り禁止じゃないの?というような草むらの中にもばしばし入っていくようなコースが多いので、街を探検するにはちょうど良いです。DCのハッシュは、いつも参加者が100人規模で大きかったので、群れについていけば道に迷うことが無かったので、ただ単に走っているという感じだったけど、SFハッシュは人数が少ないしやはり街が大きいので、本気でチェックマークを探しながら走らないと迷子になってしまう。


最後のビール・チェックはベイブリッジを見上げる埠頭(ピア)にあっていい感じに飲みまくる。ビア・アット・ピアかい!と寒い冗談を飛ばす人もいたりして、どうやらオヤジギャクは世界共通のよう。さらに今回はフランスからの参加者がいたので、みんなでラ・マルセイユのお下品な替え歌(フランス人の男がトイレに行ったが紙が無くて、フランス語で紙はドコ??紙はドコ?と叫ぶ、という歌)を大合唱。歌のレパートリーがあまりにもたくさんあるので覚えられない・・・。ビールチェックからかなり飲んでしまい最後はかなりほげほげ。疲れたよ〜酔っ払ったよ〜と道端に座っていたら「座ってたらだめじゃん、みんなと友達になれ!」とハッシュネーム野獣男さんが頼みもしないのにほかの仲間を紹介してくれる。SFハッシュはいい人が多いです・・・。走った後はさらにバーに流れて飲み会。ハッシュは世界中でやっているし、歴史も長いので、国連軍でアフリカに行ったときに砂漠を走っていたという人や、お父さんの代からハッシャーだったという人もいたりした。そんな中にいたのが6歳の息子をたまに連れてきているというハッシュネーム「チ○カス」さん。息子にもハッシュネームがついており「子チ○カス」なんだそう(!!)。でも息子はそれをいたく気に入っていて、「僕チ○カスって呼ばれるの好き!!」だって・・。ビール・チェックではビールとジャンクフードが出るのだけれど、ここの家ではジャンクフードとソーダは「ハッシュに行ったときだけたべられるもの」ということになっていて、教育上よろしいんだとか。でもそれ以上に教育上悪いことがいっぱいあると思うんですが・・・(笑)


帰りの夜道に「子チ○カス」君の話をダンナと大声で話していたら、向こうから歩いてきた60歳ぐらいのチャイニーズのおっちゃんが「よっ、こんばんわ!子チ○カス?!そりゃ傑作だ、がはははは」と大爆笑されてしまった。しまった、サンフランシスコでは不法移民みたいに見えるおっちゃんでも、実はばりばり英語が通じるということをすっかり忘れていた・・・。