愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

インドな夜


我が家から徒歩数分のご近所さん宅と我が家を会場にインドな夜ということで、インド料理と映画の夕べを開催。大学生の時、実家にいたのでろくに料理をしなかったのですが、丁度エスニックフードが流行っていたところで、上野や吉祥寺などでスパイスを買いあさり、なぜかインド料理だけは作っていました。大学の友達と、オーブントースターでナンを作って焼いたのも良い思いでです(それはナンとは呼ばないか・・・)。今回は久しぶりに、カシューナッツとチキンのカレーを作りました。スパイスって意外と沢山は使わないので、我が家には何度も引越しを重ねて持っているスパイスが山ほど・・・。せめて西海岸に行く前に使いきらなければ。


このレシピは、一応「ホテルで出す料理」なので、「短時間で出来る」のがポイントなのですが、そうはいいつつ時間がかかる・・・本当にスロー・フードなのでした。でもフードプロセッサーかミキサーさえあればできます。


(5−6人分)

  • まずは玉ねぎを4つほどみじん切り。でもあとでミキサーにかけるから適当に切ればよい。切ったら、それを油で親の敵と思ってしつこくいためます。焦がしたらいけませんが、時間をかけるとほとんど黒に近い茶色になります。
  • ヨーグルトをカップ1ほど用意し、ミキサーにぶち込みます。そこにいためた玉ねぎも入れて、ピューレーにします。
  • チキンを用意します。量は適当・・でも具はこれだけ。これも適当に切ります。
  • スパイスを用意します。これも適当ですが、クミンの粉、ガラムマサラターメリック、レッドペッパーの粉がそれぞれ小さじ1。コリアンダーの粉が小さじ3。コリアンダーが他と比べていつも多い目なのがポイント(とろみの元になるから)これを小皿にでもいれてよく混ぜ合わせておきます。
  • カシューナッツを用意します。カップに1ぐらいだろうか。これをフードプロセッサーで粉々にして、パウダー状にします。多少粒があらくても大丈夫。これもとろみの元になります。
  • 切った鶏肉さんを油でいためます。表面が白くなったら、先ほど小皿に混ぜておいたスパイスを絡め合わせてさらにいためます。
  • しばらくしたら、カシューナッツの粉と、玉ねぎピューレーも入れて、水はカップに4杯ぐらい入れて、とにかく40分煮まくります。最初は強火で沸騰させて、あとは弱火でことこと。お好みで塩を入れます。
  • 煮詰まってきたら、次はなんとケチャップを大匙1パイいれまする。ケチャップ感を増したければもう少しいれてもいいかも。これでさらに15分煮る。結構煮詰まりますが、そのほうが美味しいです。
  • できればインド米と一緒にいただくとおいし〜♪


デザートには、水分をとっぱらった濃い濃いヨーグルトにスパイスを混ぜたものを持ってきてもらいました。これも美味しかったです。週末、よっぽど時間がないとできないお料理・・・どうりでなかなかスパイスが減らないわけです・・・(涙)