愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

おかいもの


コロンバス・デーのセールがあるのでショッピングモールに行き、洋服を漁る。アメリカの洋服代は多分日本の半分ぐらい。1万円もあれば、それなりの質の服が2−3枚は買える。サイズも私はアメリカでは小さいほうなので、売れ残りが多く、セールで安く買えるので1万円で4枚ぐらい買えることもある。アメリカでは、洋服は買い取り制度なので、売れ残ったものはセールでどんどん売ってくれるし、ファイリーンズ・ベースメントみたいな安売りのお店に流れたりするので、そういうお店に行くと、たまに掘り出しものが3分の1の値段で買えることもある。


大体お店では、サイズ0から16、18まで、10種類ぐらいのサイズの服が売っている。大きいものだと人が二人ぐらい入りそうだ。でも考えたら、どのサイズも値段は一緒なわけで、人二人分入りそうな服なら材料費は本来なら2倍かかっているわけで、その分サイズの小さい人がコストをかぶっているわけだ。うーむ。最近アメリカの医療制度について色々考えることが多いのだが、衛生や栄養、健康に関する基本的な教育がなっていないということがとても気になる。それで肥満大国になり、病気になり、保険料があがり医療の質が悪くなる・・・とどうしようもないループに陥っているような気がする。サイズの大きい服はそれだけ値段を上げるとか、ネガティブインセンティブをしたらどうだろう、なんてちょっと考えてしまったが、多分そんなことをしたらまた訴えられるか・・・。そのうち人間が恐竜のように巨大化して最後には絶滅するなどということが無ければよいのだけれど。(あ、隕石か。)