愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

久しぶり


久しぶりに学校に行く。V師匠はインド帰りでうらやましい。今学期からはJuryの試験は音階とエチュードをやることになったそうだ。多分今度こそパガニーニをやろうということになるが、注文した24のカプリス、バラで送ってきて全部そろっていないので、手持ちの楽譜をとりあえず見ることに。プーランクソナタ、1楽章だけさらう。他の生徒に対してより、心持ち私には厳しいよなぁ〜とか思うのだが、練習していない生徒は適当にあしらっているみたいなので、まだまだ期待されていると思って○。そういえば日本にいたときも、私はどんなに厳しくしてもこたえないとピアノの先生にも驚かれたことがあったが・・・アーティキュレーションの問題、どうしても音のつめが甘いことは自分も充分承知で先生の言っていることはよくわかる。これは曲の練習というよりもっと基本をきちんとしないとダメだろう・・。ピアノのおっちゃんのことも相談する。私と一緒にドップラーをやりたい、とのリクエストをもらっている。ピアノのおっちゃんは私の師匠も引きずりこんで演奏会をやっていたりするのだが、彼女いわく彼は「いい人」なので一緒にやっているけれど、プレイヤーとしては良くないので、一緒にやるならかなりこちらから強く言って練習させ、こちらのペースにしないといけないとのアドバイスをもらう。私は先生だから強く言うのも慣れてるけどね〜、とのことであった。自分の父親よりも年上のじいさんに、どこまで強くいえるかね。こんな時にいきなり自分の中の「日本人」が出てきて、躊躇してしまう。とりあえず短い時間でどれくらい練習する気があるのか、打診。