愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

赤いドレスが爆走


お下品なジョギングクラブについてはid:Marichan:20040902に書きましたが、本日は毎年恒例、今年で11年目の「レッド・ドレス・ラン」でした。DCだけでなく、東海岸のいろんな都市のハッシャーが800人ぐらい集まって、男も女も赤いドレスを着て爆走するのです。今もワシントンはテロ警戒中、コード・オレンジなので警察はちょっとピリピリしてたみたいですが、ユニオン・ステーションの近くのグリルバーを借り切ってビールを飲み、それから女装した野郎どもと一緒に街を爆走。ダンナも私が見立てた赤いストレッチ生地で体にぴたぴたのドレスを着て参加。途中でおんなじドレスを着てる人に遭遇、「何でおんなじドレスなのよ、ビッチ!」とかやっていました。何キロぐらい走ったのかは、ビールも手伝ってもはや記憶がない・・・まずグレイハウンドの駅に突撃して、「観光客のみなさぁ〜ん!DCへようこそぉぉ〜〜!!」ってやってから、ノースイーストのゲットーエリアを爆走。赤いロブスターの着ぐるみをきた兄ちゃんから、昔のバービーのドレスみたいに思いっきりピンクで袖がちょうちんみたいにふくらんだひらひらドレスを着ている、50歳ぐらいの髭のおっちゃん、コンドームで出来たドレス、赤いテープで出来たドレスを着ている女の子などなどが走る走る。なんとイサカから来たおっさんもいた。店先から、家からアフリカンアメリカンの家族が総出で出てきて、足みせろ!とかめちゃくちゃ受けている。子供たちも目をきらきらさせて手を振っている・・・(ゴメンネ、悪夢にならないといいんだけど)この地域は「ペット」というより「番犬」飼っている家が多くて、くっさい路地裏とかを赤いドレスの男女が、笛やらホーンやら吹きながらどかどか走るので、四方八方から犬がばうばうほえてさらに騒がしい。途中イースターンマーケットにあるゲイバーを借り切ってビールストップ。4時ぐらいからDJも入ってビールを飲み、踊りまくってからまた、道端で観光客を冷やかしながらスタート地点のグリルバーに戻る。最後にご飯が出て、赤いドレスを着た生バンドも入ってさらに踊りまくる。なんかあんまり覚えてない。今はぐったり疲れています。