愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

週末のにっき

恒例になっているRun Against Bushの集まり。先週のビッグイベントがとてもうまく行ったので、みんなまだテンションが微妙に高い。カメラマンの人が来ていて、ちょっと若い人で集まって、何か話しをしている格好をしてくれというので、「若く見えるモン」5人でポーズをとる。ダンナは33だが今でもアルコールを買おうとするとIDを見せろと迫られ、見るとみんなが仰天するくらいの坊や顔(&やおみん)である。ブロッコリーが好きか、カリフラワーが好きか、料理法について熱く語っているところを激写。ジョージワシントン大学ロースクールのパンフレットに使うそうだ・・・ってここにいる人はだれも学生じゃないよ!でも政治とスポーツがあわさった、首都ならではのアクティビティも出来ます!みたいな感じで学校を売り込むんだろうか。ホワイトハウスのいつものルートを走る。観光客一家にブーイングされる!外国人観光客はものめずらしいのと、ブッシュ反対!というのに喜んでいっぱい写真を撮りに来る(笑)。参加者の間でも顔見知りも増えてきたし、選挙が終わるとこれもなくなっちゃうのはちょっとつまらないなぁ。今日はアフリカンアメリカンの家族連れが多く、結構道端でも応援される率が高かった。選挙の日も近づいているので、投票に行くように!と叫ぶ。帰りがけにも、民主党バイト君たちが、一生懸命寄付のお願いをしているのに沢山遭遇する。だんなも学生時代は、選挙の時になると、ああやってバイトして稼いだそうです(笑)。家ではえいやっ!と久しぶりにプーランクソナタをさらう。思ったよりうまくいって嬉しい。この1ヵ月半、ジョギングしたり、またジョギングしながらおしゃべりしたりしていたので、知らない間に肺活量が増えていた模様。すばらしい!


夜は友人に借りた日本のテレビ番組を久しぶりに沢山みる。バラエティ番組はセットもごちゃごちゃしていて、出演者も沢山いて、なんだか見ていて目がくらくらしてしまった。日本のテレビを見ていると、情報量がものすごく多くて、あれも買わなきゃ!これも買わなきゃ!もっとおしゃれしなきゃ!という気になる。やっぱり、日本はとにかく消費することで経済が持っているのかな。アメリカにいると、一日に500円も使わないことも多いけれど、なんだかんだいって日本にいるときは毎日数千円は消費していたような気がする。1万円くらいで何か買ってもまあちょっとフンパツかな、って感じだったけど、こっちで何かに100ドル払うのは非常に勇気がいるし・・・。景気が悪くなると、アメリカでは本当にシムシティのように店がばんばん閉まって、廃墟っぽい場所もでてきたりするけど、そこまで日本人が消費を控えるようになったら、多分国がつぶれてしまうんでしょう(笑)あと驚いたのは、知らない間に字幕がすっごい使われていること。「エンタの神様」とか、コントのせりふが全部字幕で出てきた。ちょっとうざいな、と思ったけどだんなが知っている漢字を拾えるので、良かったです(笑)。でも日本のテレビはやっぱり面白い〜。ただ日本のテレビは面白すぎて、テレビを見ているだけですごく充足した気分になってしまうので、自分は何もしていないのにテレビだけ見ていて何かした気になってしまうという弊害はあるかなーとも思う。