愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

オボエガキ


9月病も終わりに近づいているらしい。特に最近は夜寝る前に、「ああ、こうやってまた時間が過ぎていく・・・」と翌日を迎えるのが恐ろしかった。日々色々なことに忙殺されて何かしている気になっても、全体的に振り返ってみるとなんと無為に過ごしているのだ、と諸行無常になってしまっていた。いくら何かをやるといっていても、結局何か人が作ったものを消費するだけで、それで何かをしている気になっていると、腹にガスもたまるし消化不良も起こる。栄養過多で脂肪もたまる。今まで溜め込んできたものを使って、自分が何かSignificantなものを作りたいのに、と思っているのだけれど。そう思ったらフルートを吹いていても、人が作った譜面をさらっているのがとたんにイヤになってしまった。といって作曲したいとかそういうわけでもない。何なんだろう。

でもばあさんになった自分に、「ああ、あの時ああしていればよかったのに!バカモノ!」と絶対ののしられることは無いよう、今日はとうとう、やるべきことの第一歩をやった。これであとは失敗しようがどうしようが、腰が引けて結局逃げた、と自分を責めることにはならないと思うと、今日の天気とは対照的にカラッとハレバレした気持ち。後は次の準備をしっかりするのだ。「見つめる前に飛んでみな、見つめた後で飛んでみな(上々颱風) 」なのでアル。