愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

かに道楽

ここらへんはブルー・クラブが名物。スパイスをたっぷりまぶしたカニを蒸したやつを、手でぐわしぃと裂き、手でカニミソを掻き出しながら、そしてハンマーで殻をばしばし叩きながら野蛮に食べます。土曜日は5人でバージニア奥地までカニ道楽へ。レッドネッキーなシャック(小屋)にレッドネッキーなお客さんがわんさか。テーブルには紙がしいてあるだけで、カニをその上でばしばし壊しながら食べます。汁は飛ぶし、殻は飛ぶし、一番汚い格好をしていくのが無難。私とダンナ、そしてもう一人の三人でカニ1ダースを分けあったけれど、残りの友人二人は25ドルの食べ放題コースで二人で3ダースほど平らげていた・・・。写真は食べた後の殻の山。汚い絵でスミマセン。ダンナは小さい頃、シェフであるパパが家でカニの清蒸を良く作ってくれたそうで、カニの殻のどこをつかめば肉がきれいに取れるか、解剖学的にカニに詳しかった・・・。食べた後のカニの甲羅を、バスタブに浮かべてお舟だ〜♪といって遊んでいたそうデス。カワイイな。


ムエタイだけでなくジュージュツにもはまる友人J君は最近仕事が忙しすぎて、ストレスから飲酒、喫煙、そして拳銃にはまっているらしい・・ヤメナサイって・・・。久しぶりに郊外に遊びに行って、夕食の後はアメリカのファミレスっぽいところフレンドリーに連れて行ってもらう。思えばアメリカに来てアイホップとか、デニーズとかに行ったことがない、といったら驚いていた。アメリカ郊外で育った彼らにとっては、車でご飯食べにいって、さらにその後20分ぐらい運転して、ファミレスとかストリップモールでHangoutする・・・というのが郊外的ワカモノの楽しみだったりするわけだ。もっと田舎に行くとウォルマートでデートしたりするわけで・・・。まあ私も日本ではコンビニ前の駐車場で友達とうろうろ、っていうのはあったけども、ムムム。車で行けば2-30分のところにあるバージニアだけれども、やはり南部の香りがぷんぷんして、やっぱりDCが我が家の生息できる最南端だねぇ、まだまだ都市型生活が楽しみたいねぇ、と話して夜は更けたのでした。