愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

Blog interrupted


http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A54736-2004Aug10.html

ワシントンで今話題になっているのは、キャピトル・ヒルで議員のインターンとして働き、そこで議員スタッフからジョージタウンのお金持ち弁護士、さらにはブッシュ政権関係者まで色んなオトコと寝たという、Sex and the CityのDC版だと騒がれた人のブログ。彼女のブログは2週間ぐらいしか公開されなかったのだけれど、結局は素性がばれて彼女は仕事をクビに。今ではブログに登場したオトコの素性探しにみんな躍起になっていたり、彼女は彼女でBook dealを手に入れたり、ワシントンポストマガジンの表紙を飾ったりしている(これがまた女の子の目から見るとたいして可愛くもないのだ)。モニカ・ルインスキーだ、ロッククリークパークでジョギングして殺されてしまったシャンドラ・リービーだと政治家とインターンの不倫スキャンダルは色々あったけど、こんなことは日常茶飯事だからそのこと自体は今さら驚くことではないが、ブログという形でこういう情報が出たことをみんな面白がっている。ワシントンポストでは、一度に色々なオトコと寝ているこの女の子を例に出して、また価値観の変化だ云々だという話もしたりしているけれど。


ワシントンに生息する人は①キャピタル・ヒルで働く政策スタッファーなどのパワー・ジャンキー系、②世銀やUSAIDなどで働く国際・開発系、③そういうところに実際のブレインを提供するシンクタンクなどのコントラクター系、④ムキムキ軍人ペンタゴン系、⑤そういうところにシステムを収めるGeekなIT系、⑥さらに①〜⑤に群がるメディア系、⑦ハイソなつもり?の大使館系、などなどにわかれる。だいたいパーティーなどで人にあうと、まずこのどの部分に属するかを確認するところから始まる(非常にうざい)。キャピタル・ヒルの人達は、もちろん優秀な人たちもいるけれど、どちらかというとグッド・ルッキングでシュムージングが得意、政治というシアターでライトを浴びているドラマクイーンのような人達で、中では中学高校的な人間関係が繰り広げられており、実際の仕事はシンクタンクコントラクターがやっているという感じがする。今回ブログに出てきたこのジェシカというお姉ちゃんは、仕事は電話とりとかだったみたいだけど、まさしくキャピトルヒル系の典型的な例でしょう。一度ある委員会のチーフスタッフに話をしにいったことがあるが、そのチーフが私と歳はそれほど変わらない若いお姉ちゃんであったこと以上に、彼女のスカートの短さとブラウスの胸の開き具合に目を見張った記憶がある。もちろん話をしている間中私の視線は下に下がりっぱなしでしたわよ、ほほほ。結局まじめに仕事してるのは、コントラクターとかの裏方なんだよなー。あーあ。