愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

Kill the wabbit


ウルフ・トラップ野外音楽場でナショナル・シンフォニー・オーケストラによる「バッグスバニー・オン・ブロードウェー」を見に行く、というか聴きに行く。Looney Tunesの映画にあわせて本物のオーケストラが音楽を演奏するというもので、ちょっと昔の無声映画っぽい。芝生に寝転がって、ピクニックディナー。Looney Tunesってアメリカでは3世代にわたって見られているもので、コドモよりもオトナのほうがげらげら笑って喜んでいたかも。ダンナも大喜びだった。かくゆうワタシも晩御飯どきにはテレビ東京でやっていたLooney Tunesを見て育ち、ロードランナーとコヨーテのエピソードどかが大好きだったので、これはもう世代を超え、国境を越えという感じ。「バッグスバニーのセビリアの理髪師」とか、「What's the Opera, Doc?」ではワルキューレの騎行にあわせて「Kill the Wabbit, Kill the Wabbit」って歌ったり。Looney Tunesのオープニングとエンディングの音楽も、オーケストラでバッチリやってくれたのが個人的にはたまらなかった。オーケストラの人も、こういう仕事は楽しいだろうなあ〜。映画の動きにあわせて音楽を演奏しないといけないから、タイミングを合わせたりするのはすごく大変だと思うのだけれど、完璧だった。指揮者の人もかなりLooney Tunesオタクらしく、曲の合間ごとに熱く語っていた。