愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

ごぼう三昧


韓国スーパーでなかなか良いごぼうが手に入りましたので、キンピラ、ごぼうごはん、ごぼうの酢の物とごぼう三昧にしました。我が家は大量におかずを作りおきしても、すぐに飽きて食べなくなり、結果あと一口で無くなるのに!というようなカレーやらなにやらが冷蔵庫にあふれてしまうため、贅沢ですが毎日おかずは違うものを1食分づつしか作りません。共働きですが、まあ二人とも台所に立つからできる芸当かもしれないです。ごぼうも途中でうっちゃっておくと、絶対手をつけなくなるので、全て一気に料理してその日はごぼうばかり食べることになりました。

我が家では私が母から譲り受けた暮らしの手帖社の「おそうざい12ヶ月」というという料理の本を今でも使っています。発行は昭和40年ごろとなっていますから、もしかしたらおばあちゃんが最初に使っていたのかもしれません。吉兆の料理長さんがアイデアを出したおばんざいばかりで、関西生まれにはウレシイ味付けのものばかり。中には材料に鯨肉、というのもあったり、アメリカでは手に入らない食材(特にお魚!)もあるので、全ては作れませんが。


ごぼうの酢の物はこの本で覚えたものです。夏のやわらかいごぼうを歯ごたえが残る位に煮て、適当な大きさに切ったら、包丁のみねでゴボウさんをみね打ちにし、繊維にそってごぼうが割れるようにします。だし、酢、みりん、醤油、砂糖で作った汁にそのごぼうさんを漬けておき、すりゴマをたっぷりかけていただきます。