愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

アレルギー


原因不明の喘息に襲われること1週間ちょっと、ようやく医者にかかることが出来ました。ああ、長かった・・・。


しかし予約を取った直後に電話
「アンタの保険でうちの病院にかかるには紹介状が必要だから紹介状を持って来れ」


いや、うちの保険はそれがいらない、ってのが売りになってるやつですョ。間違いじゃないでスカ?


「いや、保険会社に確認したらアンタのはそうだ、持って来い」


だから違うんだってば!と押しても引いても相手はタメイキをつくばかり・・・「紹介状持ってこないと余計なお金がかかるから教えてやってるのよ」


で今日いったら思い切り相手がまちがってやんの。わたしゃ保険会社に電話したり(その間20分ぐらいホールドにされるんだよね、これが・・・)、雇用主にかけあったり大変だったんだぞ〜〜〜しかもめちゃくちゃゴネタ本人が今日はお休みで、別の受付のおばちゃんも「なぜ彼女はこんなことしたのかしらねーわからないわ」って・・・ こういうとき日本の病院が懐かしいでス・・・


今までの経験から、医者と美容師にはきちんと話しが通じたためしが無いので、一応病歴やらの情報をうまいこと1枚にまとめて持っていったのだけど、医者はそれさえ見てくれなかったョ・・しょうがないので3分で説明しましたが、どこまで深くわかったかどうか。人の話をちゃんと聞こうという態度の医者にはまだあったことがないぞーー。そりゃルーティーンでやってるから、大体わかるのかもしれないけど、不安を取り除くのも仕事でしょう。でもとりあえずアレルギーのパッチテストをして、一体何に反応しているのか、というテストをしました。腕にひっかき傷をつけられ「これはゴキブリ、これはブタクサ、これは犬、これはダニ」とアレルギーのもとになる物質のたんぱく質を抽出したものを30種類ぐらいつけられて待つこと15分間・・・。さらに、様々な種類の花粉ミックスを二の腕に注射で15本も打たれたよ・・・イタカッタ・・・。これも待つこと15分間・・・。


結果:ほとんど全部に反応。


特にダニとネコ。看護婦さんさえも「まー、これは美しいわ!」というくらいものすごい反応ぶり。1ミリぐらいスクラッチしたものが、4-5センチの虫さされになったと思いなせぇ・・・その間さわっちゃいけないし、カユカッタ。そして家をダニから守る掃除方法という番組(ここのクリニックの医者が棒読みで出演)のビデオを見せられました。うーん、羽毛布団は使うなとか、うちで思い切りやっていることが色々でてきて、このせいだったのかな。


あまりにも色々反応してるから、アレルギー注射を受けたらどうですかといわれたのだけれど、1年目は週に1回、ずっと通わないといけないそうだ。しかも必ずしも完治するわけでなく、この注射を自分も受けたという看護婦さんは既に鼻水じゅるじゅる状態で、「しばらくしたら戻ってきた」とのことであった。うむ、お金もかかるし、日本にいたときと比べると今はこれでもずいぶん楽だからなぁ・・・。


でも医者は、結婚相手を見つけるのと同じではじめにあたった医者が必ず合うとは限らない・・・今回の医者は中国人の先生だったけど、イマイチクリックしなかった。やはり自分にあった良い医者にあたるには、場数を踏んで一生懸命探さないとだめですな・・・。ちょっとアレルギーのことを勉強しようかなと思いました。でも要はまあ、掃除しろってことみたいですね。