愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。


本日は会社帰りにフラメンコ。先生もアレルギーらしく非常に盛り下がり系のクラスでした。う〜む


さて日本では「女子十二楽坊」というのが流行っているらしいですが(インターネットで芸能情報はバッチリチェックしてます・・・でも聴いたことが無いのだけど・・・)、私もフルートのほかに中国の笛、「笛子(でぃーず)」を吹いています。


フルートでよく演奏される日本の曲に「春の海」という尺八の有名な曲があるのですが、アメリカでこういう曲を吹くと結構受ける。で、ちょっとアジアっぽいレパートリーを増やして、「アジア一周」みたいなことができたらいいなあ、とあるとき思い立ち、だったらフルートじゃなくて実際にそういう横笛を集めて吹いてやれ!と思ってオンラインで買ったのでした。


本当は先生に習ってみても面白いかな、と思うのですが、二胡とか、笛子とか、ニューヨークのチャイナタウンには教えているところはあるみたい、でもワシントンのチャイニーズコミュニティは車が無いといけないところが多いし、中国語で教えてもらってもわからん・・・、と今は勝手に独学です。


オンラインで買った笛はF管の短いやつ。笛子は、パラフィン紙のような薄い膜のようなものを吹口の近くの穴にはり、振動で独特の音を出します。初めて聴いたときには鳥肌がたった。私の買った楽器には何故か「喜相逢」と彫ってある。これは実は曲の名前なので、そうか、とこの笛を使ってこの曲をとりあえずマスターしました。巻き舌を使ったりする面白い曲。


笛子、フルート吹いている人だったらかなり簡単に音は出せます。やはり笛子の曲をフルートでやろう、と思った人は他にもいたらしく、楽譜も出ています。中国式の楽譜の読み方もよく解らないので、今はとりあえずこの本と耳で音を拾ってやってる次第。キーホールにカバーが無いので、微妙な半音を出したり、装飾音を沢山つけられるのも楽しいです。


一番好きな曲は「姑蘇行」という曲。ただ今もってる笛子だと短すぎて音域があわないのでフルートでやっていますが・・・。本家の音はこんな感じです(リアルプレイヤーできけます:http://www.chinakongzi.net/2550/music/download/dizi/gusuxing.rm)。何か「中国語講座」が始まりそうな感じの音楽でしょ。