愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

広東料理が一番?!

中華料理の歴史、という本を読んでいたら、どうしてもぎとぎとアメリカ系でないちゃんとした中華料理が食べたくなったので、ウィートンくんだりまで行き広東料理でディナー。Hollywood East Cafeというどうしようもない名前のレストランなんだけど、入るとそれなりにちゃんとした広東料理を出すお店だった。コンチ貝とえんどう豆の炒めたのを、えびペーストをつけて食べるのと(名前わすれた)、貝のブラックビーンソース炒め、西汁核桃蝦(あげたエビとくるみをマヨネーズであえたもの。お子ちゃまっぽいメニューだけど、とっても好きなので結婚式のメニューにもいれた・・)をいただく。


やはり広東人のとこの子になったからか、こういうお味が一番落ち着くみたい。ちなみにカリフォルニアの父ちゃん母ちゃんは、米国在住40年近くにして、中華料理以外のものをほとんど食べない・・・しかも中華料理でも、「広東料理が一番」と思っているので、台湾料理北京料理などは論外(台湾・北京のみなさんごめんなさい)。でも、そうしようと思えばできるところは、アメリカのチャイニーズコミュニティーの層の厚さがなす業なんでしょうね・・・。特に父ちゃん母ちゃんは、香港に住んでいたこともあるけど、もとの出身は広東省の台山というところ。台山は、アメリカで大陸横断鉄道を敷設しようとしていたときに、労働者がたくさん来たところでもあったりして、移民の歴史は長い。NYのチャイナタウンも、昔は台山出身者が牛耳っていたし、カリフォルニアでも、台山なまりの広東語がたくさんきこえるし、広東料理のチョイスもものすごく多い。チャイナタウンそのものは、最近は福建とか、それから大陸から来た人も増えているので、北京語が聞こえることも多くなっている。・・・と何を書いているのかわからなくなってきましたが、とにかくご飯おいしかったです。満足。