愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

オペラって、オペラからの曲を自分でやることは結構あるのに、意外とたくさんは見たことない。でも、ニューヨークに住んでいたときにリンカンセンターでいくつか見ました。初めて見たのはカルメンで、イタリア人の友人数人と見に行った。主役があまりうまくない(迫力がない)というのは私にも解ったけど、観客はスタンディングオベーション。イタリア人はみんな「アメリカ人はPoliteすぎる!あんな下手なのになぜブーイングしない」とカンカンだった。パフォーマーも本来はそうやって鍛えられていくんだろうなあ・・。ヨーロッパ人の友人達から見ると、アメリカ人はあまりにもPolitically Correctすぎて、つまらないというか、はっきりモノをいわないのでハガユイのだそうだ。確かに友人達の政治や人種ジョークはかなりキツイ。でも彼らにするとそれは「きちんと自分の意見を持っているからこそ」いえることなんだそうで・・・。


オペラの話からそれちゃった。一番好きなのは「トスカ」。「動物のお医者さん」に出てきたっていうのもあるんだけど。窮屈な立見席でぶっ通しで見たけど、気にならないくらいのめりこみ、アリアではイタリア語わかんないのにぼろぼろ泣いた。体が楽器になるって、本当にうらやましい。ふるーとじゃこうはいかないか・・・